高速道路千円は本当に私たちの得になるのか
2009.03.31 Tuesday
この前の土曜日から完全施行となった土日休日高速道路上限千円は本当に私たちが得をするのでしょうか。先ず、この恩恵を受けるのは普通車と軽四のETC装着車両だけであるために、殆どが観光目的であること。つまり、貨物などには適用とならないので物流コストの削減効果は無いということは物価への影響はないということです。次に、高速路線バスや観光バスなどに適用されないのでこれらの業種の顧客減少につながり2年間の営業収益にもろに影響するのではないでしょうか。さらに、瀬戸大橋などが安くなるのでフェリー業界にもこの影響はかなりダメージを与え、既に因島と瀬戸田を結ぶフェリーでは顧客離れが始まり赤字は避けられないようです。 こうしてよい影響ばかりとは言い切れないこの政策も2年間の時限的なものですが、その後本当に料金の値上げができるのかという疑問が残ります。さらにいえば、この値下げによる高速道路会社の減収に対し5000億円の支援を政府がするそうですから2年後には借金がさらに増えるのでこれを帳消しにするためには消費税の増額が当然のように実施されるという事になるようです。つまり私たちに対する増税が待っているのです。本当に私たちは手放しで喜んでこの料金に満足していて良いのでしょうか?????? 。
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