私たちは知っている・・・「水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない」・・・遣唐使が命がけで出掛けて学んできた国には今学ぶものが亡くなったことを悲しむ。
「水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない」
中国のこの「故事」がどこまで遡るのか、現在中国の小学一年生は、瑞金時代の毛沢東主席の故事として、この話を国語の授業で習っています。以下に中国の小学一年課文の第九課。繁体字(一部常用漢字)に直して、簡単な訳を添えて示します。

喫水不忘[手穴乙]井人 (水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない)
 瑞金城外有個小村子叫沙洲[土霸]。毛主席在江西領導革命的時候,在那兒住過。(瑞金の郊外には沙州[土霸]という名前の小さい村があります。毛主席が江西で革命を指導している頃、その辺りに住んでおられました。)
 村子裡沒有井,喫水要到很遠的地方去挑。毛主席就帯領戰士和郷親們[手穴乙]了一口井。(村には井戸がありませんでしたので、水を飲むためには、とても遠いところまで行って汲まねばなりません。そこで、毛主席は革命戦士と村人たちを連れて、井戸を一つ掘りました。)
解放以後,郷親們在井旁邊立了一塊石碑,上面刻著:“喫水不忘[手穴乙]井人,時刻想念毛主席。” (解放以後、村人達は、井戸のそばに石碑を一つ立て、その上に刻みました。「水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない、絶えず毛主席を懐かしく思う。」と。)

2008年5月6日に来日した中国の胡錦濤国家主席は、同日東京都千代田区のホテルニューオータニで、日中友好に尽力した日本側関係者の家族らと面会した時に、中国の故事を引用し、「水を飲む人は井戸を掘った人の恩を忘れない。日中関係への貢献に感謝します」と謝意を表しました。
 胡主席と面会したのは、最後の元老、西園寺公望のひ孫で工学院大客員教授の西園寺一晃さんや元全日空社長の岡崎嘉平太氏、元参院議員の宇都宮徳馬氏の家族らです。
 西園寺さんによると、胡主席はそれぞれの日中関係への功績を具体的に説明して家族に謝意を示し、「先達の意思を引き継ぎ、良いアイデアがあれば出してほしい」と語ったといわれています。

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