HAIKU(ウクライナの地下壕から)
2023.03.06 Monday
戦禍が続くウクライナの地下壕の中で、日本の俳句に魅了された22歳の女性が作った俳句に心を打たれましたので紹介します。
地下壕に 紙飛行機や 子らの春
隙間風に 揺れる燭の灯 管制下
飛び去る 風にそよぐ桜のように 親しい人
国境を 越えてゆきたる 花吹雪
さくらさくら 離れ離れに なりゆけり
激戦が続くウクライナ、避難した地下壕の中で、17文字の俳句に平和への祈りを託して、日本に届けられました。
十分な食料もなく、満足に横になり眠るスペースすらない、地下壕にいっぱいの人が入って生活している。
近所の家族と肩を寄せ合い、身を守る生活。
そんな中で、無邪気に遊ぶ子供たちの姿に、彼女は心を打たれ、その光景を句にしたためたのです。
地下壕に 紙飛行機や 子らの春
隙間風に 揺れる燭の灯 管制下
飛び去る 風にそよぐ桜のように 親しい人
国境を 越えてゆきたる 花吹雪
さくらさくら 離れ離れに なりゆけり
激戦が続くウクライナ、避難した地下壕の中で、17文字の俳句に平和への祈りを託して、日本に届けられました。
十分な食料もなく、満足に横になり眠るスペースすらない、地下壕にいっぱいの人が入って生活している。
近所の家族と肩を寄せ合い、身を守る生活。
そんな中で、無邪気に遊ぶ子供たちの姿に、彼女は心を打たれ、その光景を句にしたためたのです。
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